トラックボールで疲労軽減、操作性アップ?

キーボード・マウス
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トラックボールの利点

トラックボールは従来のマウスとは異なりボールを操作することでカーソルを移動させます。そのため通常のマウスに比べて必要な面積や手首への負担は少ないといえます。また、物理的に動かす範囲が少ないため作業効率を向上させ手首や肩の疲労を少なくします。さらに作業スペースの節約にも貢献します。通常のマウスは操作に必要なスペースを確保する必要がありますがトラックボールはそのようなスペースを必要とせず、デスクトップや作業スペースをすっきりと保つことができます。特に狭いスペースで作業を行う場合やモバイル環境での利用においてはその利便性が際立ちます。

操作性

トラックボールで精密な操作性を求める場合はボールの大きさが重要です。
大きいボールは移動距離も大きく精密な動作も安定して行えますが、小さいボールではドット単位の操作は比較的難しく、ボールが小さいため移動距離を大きくすると安定したポイントの移動が難しくなります。
通常のホームページを見るくらいであればボールの大きさは気になりませんが、グラフィックを制作するような精密な動作が求められるような現場ではボールは大きいほうが操作がしやすくなります。

さらに、トラックボールは長時間の使用でも手首や肩の疲労を軽減します。従来のマウスでは長時間の操作により手首や肩に負担がかかることがありますが、トラックボールは手の動きを最小限に抑えることができるため快適な操作が可能です。

トラックボール選びの変遷と形状による違い

当初はLogicoolのM575やエレコムのEX-G PROを使っていましたが、どうしても狙った位置にカーソルを移動するのがマウスに比べて遅く、イライラ感がありました。
原因と感じたのは、これらのトラックボールは親指でポイント操作する必要があります。しかし親指は精密な動きをする作業に向いていないと感じました。その為、精密な動きをしようとすると親指に力が入り疲れてしまい疲労が少ないはずのトラックボールで疲れを感じるようになってしまいました。

トラックボールには大きく2種類あり、マウスの形状のままボールを取り付けた親指タイプと、人差し指や中指で操作するボールが真ん中に配置されたセンタータイプがあります。このセンタータイプは形状が違いすぎるため躊躇していましたが、使っている人の意見では長時間の操作でも疲れにくいとか、ポイントが合わせやすいとか評判をよく耳にします。

Kensington Slimblade (スリムブレード)

そこで購入したのがKensington Slimbladeでした。このトラックボールは形状がマウスとは全く異なり平らな板のような形状にボールが乗っかっているような見た目をしています。
基本的にボールの動きは人差し指と中指で行い、クリック動作は親指や小指で行うというものです。ボールが大きいことで精密な動作ができ、細かい動作がしやすい人差し指と中指でカーソルを移動するため正確なポイントが行えます。また快適に感じたのがスクロール動作でボールを横方向にねじるように回すとスクロールになります、この動作はボールから指を離す必要がなくスムーズに行えるため感動しました。

NuPhy Air 75と Kensington Slimblade

普段はコンピュータを使った仕事をしています。そのほとんどはプログラミング作業でキーボードとマウスは商売道具のようなものです。自分に合ったものを利用するだけで快適性が上がり、ますます仕事も頑張れる・・・かも。

スリムブレードトラックボール | トラックボール | Kensington
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