MacでPHPで開発環境を作るとき、何通りかの方法があります
①VirtualBoxなどの仮想環境を作成しその中で開発を行う。
②Docker上のコンテナで仮想環境を作成して開発を行う。
③MampやValetなどMac上に環境を作成して開発を行う。
まぁだいたいこれくらいが思いつきます。
それぞれメリットデメリットがありますが、この中で最もかんたんで、サクッと環境を作成してすぐに開発に入りたいときは③のValetがおすすめです。
メリットは、かんたん、軽量、速攻などが挙げられます。
逆にメリットは、本番サーバと同じ環境での開発環境が作成しづらいこと、また、PHP5.6とPHP7.3を同時に使うことはできません。
デメリットもありますが、とにかくかんたんなValetでの環境を作ります。
概要
Macユーザ向けの開発環境構築ツールValetを使ってWordpressやLaravelのPHP開発環境を作ります。
VirtualBoxなどのVM上に作るのではなくネイティブMacの中に構築するため、少し性能の低い(古い?)Macでも快適に動作します。
OSXのバージョンはHigh Sierra以降で確認しています。
Homebrewのインストール
Homebrewサイトの説明を読み実行してください
すでにHomebrewがインストールされている人はアップデートとアップグレードを実行し最新の状態にします。
$ brew update
$ brew upgrade
php7.3のインストール
今回は7.3を使いますが、7.2や7.1も同様の方法でインストールできます。@の後ろのVersionNoを読み替えてインストールしてください。
$ brew install php@7.3
インストールに従って以下を実行
echo ‘export PATH=“/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH”’ >> ~/.bash_profile
echo ‘export PATH=“/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH”’ >> ~/.bash_profile
別バージョンが入っていてエラーが出る場合は別バージョンの削除が必要かもしれません、
基本的にPHP7.1以降しかサポートしていません。
composerのインストール
PHPのパッケージ管理システムです。
$ brew install composer
composerがすでに導入されている場合はupdateを実行する。
$ brew update composer
MariaDBのインストール
Databaseシステム、MySQLと互換性のあるデータベースです。
$ brew install mariadb`
Gitのインストール
GitはVersion管理のためのソフトウェアです。プログラムの履歴などを管理増します。
brew install git
ここでXcodeのインストールを促される場足は、指示に従ってインストールを行ってください。
Xcodeは非常に大きなDownloadが必要です。気長に待ちましょう。
Git-Flowのインストール
GitFlowはGitの管理店順をまとめてグループ開発の手順やルールになるものです。
$ brew install git-flow
Redisのインストール
redisとはメインメモリ内に作るデータベースで、プログラム内のセッション情報など一時保存としてよく使われます。
$ brew install redis
サービス起動
$ brew services start redis
サービス停止
$ brew services stop redis
以上で開発に入る前の環境作成は終わりです。
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