Macユーザ向けの開発環境構築ツールValetを使ってWordpressやLaravelのPHP開発環境を作ります。
VirtualBoxなどのVM上に作るのではなくネイティブMacの中に構築するため、少し性能の低い(古い?)Macでも快適に動作します。
OSXのバージョンはHigh Sierra以降で確認しています。
Laravel Valetのインストール
$ composer global require laravel/valet
$ valet install
Valetが参照できるようにパスに追加します。
$ echo ‘export PATH=“~/.composer/vendor/bin:$PATH”’ >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
Valetの使い方
$ mkdir Project
を実行して、
Mac上に新しいディレクトリを作成します。
次に、
$ cd Project
と入力しディレクトリ内に入ります。
$ valet park
コマンドを実行します。
このコマンドは現在の作業ディレクトリをValetがサイトを検索するパスとして登録します。
次に、このディレクトリ内に新しいLaravelサイトを作成します。
$ mkdir sample
$ cd sample
$ vi index.html
index.html
<?php
phpinfo()
?>
以上でサイトが見える状態にっています。
http://sample.test
を参照してみてください。
SSL接続が必要な場合はsecureコマンドを実行します。
以降 https://sample.test
で参照できるようになります。
$ valet secure
**元に戻すときは**
$ valet unsecure
ブラウザを起動してサイトを表示するには
$ valet open
ブラウザが起動して以下のようなページが開けばインストールは完了です。
Databseの設定
mariadbを起動
$ brew services start mariadb
停止する
$ brew services stop mariadb
ユーザーの作成
MySQLでも同じコマンドで作成できます。
$ sudo mysql -uroot
//rootユーザーのパスワード設定
> GRANT all ON *.* TO ‘root’@‘%’ IDENTIFIED BY ‘password’;
> GRANT all ON *.* TO ‘root’@‘localhost’ IDENTIFIED BY ‘password’;
> FLUSH PRIVILEGES;
> \q
一般ユーザー「user」の作成
$ mysql -uroot -p
//上記で設定したパスワードを入力する。
> CREATE USER ‘user’@‘127.0.0.1’ IDENTIFIED BY ‘qweasdzxc’;
> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO ‘user’@‘127.0.0.1’ WITH GRANT OPTION;
> FLUSH PRIVILEGES;
> \q
MySQLのDatabase作成
*今回作成するデータベース名はsample_dbとします。**
> create database sample_db char set=utf8mb4;
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