古いプロジェクトに参加すると今では使われなくなったバージョンの言語で修正しなければならないことがあります。
そんなときに役に立つ旧バージョンのインストール方法です。
今回はMac上にHomneBrewでインストールします。
OSが対応しないほど古い環境を構築する場合はVirtualBoxなど仮想環境上に古いパッケージからインストールする方法があります。こちらは最終手段です。
インストール
Homebrewでphp5.6をインストールしたいところですが、現在(2019/11)サポートが終了しリポジトリから削除されているため、インストールできなくなっています。
しかし公式以外のリポジトリを追加することで利用が可能となります。
% brew tap exolnet/homebrew-deprecated;
リポジトリを追加したらインストール実行
% brew install php@5.6
以上でインストールは終わりですが、このままでは利用できません、以下の方法でPHPの環境を切り替えましょう。
Phpのバージョンを切り替えるために[switch-php]を利用しています。
インストール方法や使い方はこちらをご覧ください。
https://etama.jp/mac%e3%81%a7php%e3%81%ae7-1%e3%80%9c7-3%e3%81%84%e3%81%a4%e3%81%a7%e3%82%82%e3%82%8a%e3%81%8b%e3%81%88%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%ab%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%82/
phpのバージョンを切り替える
インストールが完了したらswitch-phpで切り替えができるようになっています。
% switch-php 5.6
Password:
Valet stopped ✔
PHP switched ✔
Valet started ✔
You are now using PHP 5.6.40
% php- v
PHP 5.6.40 (cli) (built: Apr 23 2019 11:14:34)
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.0.6-dev, Copyright (c) 1999-2016, by Zend Technologies
switch-phpを使ってもとに戻すには利用したいPHPのバージョンを指定してください
% switch-php 7.3
Password:
PHP switched ✔
You are now using PHP 7.3.9
% php -v
PHP 7.3.9 (cli) (built: Sep 8 2019 14:56:33) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.9, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.3.9, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
with Xdebug v2.7.2, Copyright (c) 2002-2019, by Derick Rethans
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